用土小のできごと

「命を大切にする週間」について

7月12日(火)

寄居町では、7月11日から20日まで、「命を大切にする週間」として、命についての勉強をしています。放送で、以下の内容について全校児童に話をしました。

「命とは、人と出会う」ことです。この広い地球の上で、用土小学校で共に過ごす151名の皆さんと出会えたことは「すごいこと」「すばらしいこと」です。また、長い長い人間の歴史の中で,この時代をともに生きることも「すごいこと」「すばらしいこと」です。そう考えると、周りに人たちをとても大切に思いませんか。

相田みつを さんの「自分の番 いのちのバトン」という詩を朗読します。

 「自分の番 いのちのバトン」 相田みつを

父と母で二人

父と母の両親で四人

そのまた両親で八人

こうしてかぞえてゆくと

十代前で、千二十四人

二十代前では ?

なんと、百万人を超すんです

過去無量の

いのちのバトンを受けついで

いま ここに

自分の番を生きている

それが

あなたのいのちです

それが わたしの

いのちです

 「命とは、命のバトンを受け継いで、今を生きている」ことです。体育のリレーを想像してください。前の走者から受け取ったバトンを持って走っている自分の姿。バトンは受け継がれてきた命であり、走る距離は自分の人生です。そう考えると自分の人生は自分のもの。しかし、自分の命は自分だけのものではないということです。かけがえのない、たった一つしかない自分の命を大切にしてください。